RUN!アプガRUN!ダッシュ参戦記⑪日比ヤァー!遠征レポ
<7月5日のハイライトその1>
(^ω^)さぁ、準備も済んだし空港に向かうお
(^ω^)向こうで着替えるのめんどいから下に佐保生誕のhatachiTシャツ着て行くお
(^ω^)上にパーカーさえ羽織れば見えないお、完璧だお
~保安検査場にて~
(^ω^)スッ
ピー
(・ω・)はい、ちょっとこちらへお願いしまーす
(^ω^)!?
(・ω・)あ、ちょっと上着の前開けてもらってよろしいですか
(^ω^)!?!?
金属探知してるお姉さんの眼前であらわになる私のinspire the next。
(・ω・)はいありがとうございまーす
(^ω^)……
<7月5日のハイライトその2>
(^ω^)乗り換えなしで着くし、そんなに遠くないから新橋で降りるお
(^ω^)詳しい道わかんないけど多分どうにかなるお
理想ルート:黄緑矢印
実際に歩いたルート:赤矢印
心身ともにライブ前に疲弊してどうするんだとお叱りを受けるのはわかっている。
だが何度も言う。私は至って真面目なのである。
最近ライブの度に何かしらやらかしてる気がするから、もはや次は何が起こるのか楽しみになってきているレベル。
こんな感じで後編はライブの前後やライブ中の出来事などを気ままに書いていこうと思います。
よろしければ『続きを読む』からどうぞ。
空港のお姉さんからの精神的ダメージと方向音痴による肉体的ダメージを乗り越え、日比谷野音に到着したのは午後2時頃。
急いで物販列に並ぶ。
傘を差すのは少し悩むけど、差してないと軽く濡れるのが気になる、くらいのレベルで弱い雨が降っていました。
ステージの方からはメンバーがマイクチェックする声とか、リハの音がガンガン聞こえてきて、さすがは野外。
物販列の横には様々な方から送られた花が飾られていました。
雑誌の編集部やテレビ番組、嶺脇社長など、見知った名前が並ぶ。
アーティストとしては大森さんやNegicco、東京パフォーマンスドール、そしてBaseBallBearから来ていました。
アプガのメンバーカラー7色の花を揃えているものがあったり、『Rの法則』からの花は出演している佐保さんと森ティのカラーである黄色と緑の花でつくられていて凝ってるなと思いました。
物販列にはけっこう並んでいたけど、30分くらいで買えたかな?
フード付きタオル、パンフレット、あと去年の夏に売ってた、食べ物のイラストが描かれたTシャツも買っちゃいました。
物販のお姉さんたちがみんな(仮)Tを着ていて、しかも背中に『汗は武器』とか『長距離通勤アイドル』とか書かれてるver.だったのがめっちゃ羨ましかった…それ売ってくれ…
商品説明を見るために視線をレジの机の上に落とすと、さりげなくてるてる坊主が置かれていたのがなんだか嬉しかった。
物販待ちの列の横にArrowsの動画ダウンロード列があったんですが、富士通のスタッフが(矢)のTシャツを着て頑張って販促してました。
説明がとても丁寧だった上に、通りすがるヲタさんがスタッフさんに「(動画ダウンロード全7種類)コンプしました」と話しかけると、とても嬉しそうに「おめでとうございまーす!」と答えていて素敵でした。
グッズを買い終えてから周辺をうろついたり昼食を摂ったりしていたのですが、雨が降っては止み、降っては止みの繰り返し状態。
これはライブ中に多少降ってきてもしょうがないな…と思いながら、雨をしのげそうな大きな木の下で、ダンゴムシやナメクジに木の枝をツンツンしながら遊びつつリハの音声を聴いていたぼっちヲタがいたらそれは私でした(^ω^)
さすがに某道重さんみたいにダンゴムシに滑り台作って遊ぶまではしていなかったので安心してください(^ω^)
入場した時は雨が止んでいたのですが、開演15分前くらいになってまたぽつぽつと雨粒が落ちてきて、「あ、これやばいかも」と思いながら雨合羽を羽織って待機。
しかし開演のアナウンスが始まり、ボーンスリッピーが流れ、overtureが響く頃には何故かぴたっと雨が止み、それ以降ライブが終了するまで一滴も雨は降ってきませんでした。
あんなに数分単位でころころ変わる天気だったのにもかかわらず、それまでの雨なんて無かったかのように空は静まり返っていました。
新井さんが「自然に勝ったぞー!!」って言いたくなるのもわかります。
雨は降らなかったものの、さすがに曇り空まではなんとかすることができず、若干暗めな空ではありましたが、さすがは野外、圧倒的な解放感でした。
建物内で音が反響して響くのも嫌いではないんですが、野外で響く爆音が空へと消えていく様はなんとも気持ちの良いものでした。
屋内でのライブ、特にスピーカーの近くでは音の圧でライブ直後に耳の調子が悪くなったりすることが多いのですが、今回のライブ終わりではほとんど耳に変化が無く、やはり音の反響が無い分耳への負担が軽減されていたのかなと思いました。
あと、屋内と屋外ではサイリウムの光り方がちょっとだけ違うように感じました。
なんというか、屋内で電気を消した状態よりも、日が落ちた状態の屋外の方が闇が深いというか、より暗く感じる気がして、そんな中で明るいキンブレを灯すと、松明みたいに自分の周りまで照らしているような感覚に陥りました。
こういう環境があったからこそ、アンコールでより感動したのかなと思ったり。
今回は衣装替えのときにビジョンに映像を流していて、それを見つつ待つ感じだったのですが、すっかり日が落ちた会場内でビジョンからの映像だけが煌々と光を放っていて、それを観客が見ながら、まだかまだかと主役の出番を待つ、っていう空気感が、なんだかとってもフェスっぽくて面白かったです。
野外のフェスって、タイムテーブルが進むごとに大きなビジョンに『次のアーティストはこいつらだ!』みたいな感じでバーンって出てきて、それに一斉に場内が沸く、っていうことがよくあると思うんですけど、それと似たような雰囲気を感じました。
「あぁ…フェスなんだな…」と、思わず観客席を眺めながら声に出していました。
あと今回ちょっと期待していた水鉄砲演出なんですが、私がいた席はセンターブロック寄りのかなり後ろ側の席だったので、水鉄砲を噴射したメンバーが目の前を通り過ぎたのですが、ほぼ無傷でした。
サマービームの客席降臨で、みーこの放った水飛沫をかろうじて左手で受け止めたくらいですかね。
アッパーレの放水も前側(A,Bブロック)の通路のみでCのほうには来なかったし、バブルについては放出する機械の真ん前3列くらいに集中砲火するかなり局所的なものでした。
客全員に対して荷物防護用のビニール袋を配布していたのでもっと容赦ないやつくるのかなぁと思っていたんだけどなぁ。
まぁ今回は初の野外ワンマンということで、演出側も色々試行錯誤した結果だったとは思いますが、拍子抜け感は正直否めないところではありました。
しかし、これやりたい!あれやりたい!!とキャッキャはしゃぎながらメンバーが口にしていた希望の数々が本当に実現されていて、それを本当に楽しそうに全力でやってるアプガちゃんたちを見れたのは素直に嬉しかった。
私達はこういうのがやりたいんだ!そしてそれが今できていて嬉しい!っていうエネルギーをメンバーからひしひしと感じました。
でも個人的にはもっと水飛沫ブシャーってされたかったな…
佐保さんに容赦なく水鉄砲ぶち当てられた関係者席の人が羨ましい…
こんな感じで心残りのあるヲタがここにいるので!
是非!また野音でライブしてください!!
あ、何度も言いますが、心残りはあれど本当に良いライブでした。
帰り際に客席ですれ違ったヲタさんが感慨深げに「あぁ、なんか…良い、ライブだったな…」と呟いてたので、きっとそういうことなんでしょう。
大きな戦を終え、また一回り成長したであろうアプガ。
今後のツアーでどんな変化を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。
これにて今回のレポは終わり。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!!